いつも税理士法人エスペランサをご愛顧頂きまして、誠にありがとうございます。

3月15日に確定申告が期限を迎えてから、早すぎる1ヶ月半でした。

今年は、確定申告期限までに無事申告を終え、振替納税手続きをして納税予定だった方が数名お亡くなりになりました。皆さんもご存知の通り、お亡くなりになった後、金融機関がその事実を確認すると金融機関口座が凍結され、入金や出金、借入返済や税金の口座振替も、遺産分割などが終了するまで全て出来なくなってしまいます。

手続きを所轄税務署に問合せすると、それぞれの対応が微妙に違うため、皆様の状況をお話させていただきながら問合せをして、税務署の窓口でお支払して頂いたり、引落期日後に納付書にて特殊事情としてお支払頂いたりしました。エスペランサでは、最善を尽くすようにしていますので何なりとご相談ください。

今年は、6月から定額減税がスタートします。所得税と住民税の減税になりますが、なんとなく手続きが難しい割に多くの方にはあまり大きな減税を実感出来ないような気がするのは私だけでしょうか？

所得税は6月からスタートとなり、給与から天引きされる源泉所得税が1人につき3万円になるまで天引きされ、住民税については最高1万円で、通年であれば6月から新年度の給与天引きがスタートしますが、今年は6月はなしで7月から11ヶ月で天引きされます。そのため、6月だけは給与の手取が増えるのでお得に感じると思いますが、給与計算もする方はなかなか大変な作業量となります。

皆さんも会社の給与計算は早めに対処して、社員の皆さんとも情報共有をしっかりしてくださいね！

更に、先日国税庁から今年令和6年の路線価が7月1日に発表になるとありました。相続対策、相続税の心配もですが、将来の遺産分割の心配や何からしたらよいかわからないなど、不安に思われている方はぜひ相続ラウンジの無料相談をご利用くださいね！

季節の変化が気になる時期ではありますが、くれぐれもお身体をご自愛ください。

税理士法人エスペランサ　吉田博幸